
こんにちは、トーリンホームです!😊
家づくりの間取りを考えていると、ほぼ必ず話題に出てくるのが「収納」です。
賃貸にお住まいの方だと、収納スペースに困ることも沢山ありますよね…
「WICって何帖くらい必要?」
「ファミリークローゼットって本当に便利?」
「納戸とWICって何が違うの?」
「ロフトを作れば収納不足は解消できる?」
「収納って、とりあえず多めに作っておけば安心?」
このあたりは、打ち合わせでもかなりよく出てくるご相談です。
ただ、収納って“多ければ多いほど正解”ではないんです。
大事なのは、
「何を」「どこで使って」「どこにしまうのか」
を先に考えること。
今回は、クローゼット・WIC・納戸・ロフトの違いから、ファミリークローゼットやランドリー収納、実際に自宅へ住んでみて感じた「収納はこう考えて良かった!」というリアルな部分までまとめてみます🏠✨
【最初にざっくり結論】収納計画で大切なのはこんなことです!
・収納は多ければ多いほど良いわけではない
・「何をしまうか」を決めてから広さを考える
・使う場所の近くに収納をつくる
・WICは広さだけでなく通路部分もチェック
・洗濯物はランドリー近くにしまえるとかなりラク
・回遊動線と収納量は、どちらを優先するか考える
・ロフトは「本当に出し入れする?」まで考える
・造作収納と既製品は上手に使い分ける
最終更新:2026年11月
まずは、クローゼット・WIC・納戸・ロフトの違いから
なんとなく違いは分かるけど、実際どう使い分けるの?という方も多いと思うので、まずは簡単に整理してみます😊
クローゼット
一般的なクローゼットは、寝室や子ども部屋などに設ける収納です。
ハンガーパイプや棚を付けて、洋服やバッグなどを収納する形ですね。
人が中に入る必要がないので、収納スペースを効率良く使いやすいのがメリットです。
実は「収納量だけ」を考えるなら、WICより普通の壁面クローゼットの方が効率が良いケースもあります。
WIC(ウォークインクローゼット)

今やかなり一般的となった、大人気のウォークインクローゼット!!
WICは、その名前の通り人が中に入って使えるクローゼットです。
洋服だけでなく、バッグや帽子、スーツケース、季節用品などもまとめて収納しやすいのが良いところです。
トーリンホームでは、お持ちの服の量やご家族の人数にもよりますが、3帖前後で計画するケースが比較的多いです。
ただ、ここで注意したいのが、
「3帖ある=3帖分すべて収納できる」わけではない
ということ。
WICは人が歩くための通路も必要になるので、そこまで含めて考える必要があります。
納戸
納戸は、洋服だけでなく、季節家電や防災用品、日用品のストックなど、いろいろな物をまとめて収納する場所です。
最近は、独立した納戸をつくるというより、大きめのWICの中に季節家電や防災用品も一緒に収納するという使い方も増えています。
実際、自宅でもWICの中に防災グッズやシーズンオフの家電をまとめて収納しています。
わざわざ「納戸」という部屋を別につくらなくても、使い方次第では十分なんです。
ロフト
ロフトは、小屋裏などの高さを利用したスペースです。
収納場所として考える方も多いですが、個人的には、収納目的だけなら少し慎重に考えてもいいかなと思っています。
なぜかというと、
毎回階段や梯子を使わないといけなくなるので…
上り下りが面倒で、しまった物をそのまま出さなくなるケースが結構あるからです💦
季節物や思い出の品など、ほとんど出し入れしない物には良いと思います。
一方で、書斎や趣味スペース、ちょっとした秘密基地のように使うのはすごく面白いです😊
収納は「多ければ多いほど安心!」ではありません
打ち合わせをしていると、
「収納はできるだけたくさん欲しいです!」
というご希望をいただくことがあります。
もちろん、収納が少なくて物が部屋中にあふれてしまうのは避けたいですよね。
でも、収納にも床面積が必要です。
例えば収納を1帖増やしたら、その1帖分はLDKや寝室、ランドリーなどには使えません。
なので、
「収納を何帖つくる?」ではなく、「何をしまいたい?」
から考えるのがおすすめです!
ここを逆にしてしまうと、完成後に
「収納はいっぱいあるけど、この棚何を入れよう?」
なんてことも起きます!我が家のように!💦
収納でかなり大事なのが「使う場所の近くにしまう」こと
収納は、量だけでなく場所がかなり大事です。
例えば、掃除機を使うたびに2階まで取りに行く。
ティッシュのストックを取るたびに家の端まで行く。
帰宅後のバッグや上着を毎回寝室まで持っていく。
これって、収納自体は足りていても、地味に面倒ですよね…
なのでトーリンホームでは、特にリビング周りなど、よく使う物は、できるだけ使う場所の近くに収納できるようにご提案しています。
収納は、
「物の住所を決める」
と考えると分かりやすいです。
注文住宅でよく採用する収納
トーリンホームでは、ご家庭の暮らし方に合わせて、いろいろな収納をご提案しています。
よく採用するのは、
- SCL(シューズクローク)
- パントリー
- WIC(ウォークインクローゼット)
- ファミリークローゼット
- リビング収納
- 階段下収納
- ランドリー収納
などです。
ただし、全部あれば良いということではありません。
自分たちの暮らしに必要な収納を、必要な場所につくる。
これが一番です!!
SCLは靴だけを入れる場所じゃない
SCL(シューズクローク)は、靴を収納するだけでなく、かなりいろいろな物を置けます。
例えば、
- 傘
- ベビーカー
- アウトドア用品
- 子どもの外遊び用品
- ゴルフバッグ
- 防災用品
など。

「外で使う物」を玄関周りにまとめておけるので、家の中まで持ち込まなくて済むのが便利です。
ちなみに私自身、靴がかなり多いので、自宅のSCLはかなりしっかり取っています!!
※それでもなかなかスペースが余ったので、ストック品置き場としても活用しています。
こういう部分も、単純に「何帖必要?」ではなく、実際に何をどれだけ持っているかで考えるのが大事ですね。
パントリーも「何をストックする?」から考える
パントリーも人気の収納です。
食品や飲料、調味料、キッチン用品などをまとめて置けるので便利なんですが、ご家庭によって必要な大きさはかなり違います。
例えば、
- 水や飲料を箱買いする?
- お米は何kg置く?
- 非常食はどこに置く?
- ホットプレートは?
- セカンド冷凍庫を置く?
など。
まとめ買いをするご家庭と、必要な時にこまめに買うご家庭では、当然必要なスペースも変わります。
WICは「何帖?」より「どれくらい服がある?」
WICについては、
「3帖あれば足りますか?」
「4帖必要ですか?」
と聞かれることも多いです。
ただ、これは本当にご家庭によって違います。
夫婦2人でも服がかなり多い方もいますし、家族が多くても比較的物が少ない方もいます。
なので、
- 洋服
- コート
- バッグ
- 帽子
- 布団
- スーツケース
- 季節物
などを一度確認してから考えるのがおすすめです!
バッグなどの小物が多い場合、ハンガーでなくて棚を入れた方が良いなどのケースもあります。
「一般的に3帖だから3帖」ではなく、自分たちに必要な広さにする。
これが一番後悔しにくいです!
WICは通路部分も意外と大きい
WICを考える時に、意外と見落としやすいのが通路です。
普通のクローゼットなら外側から物を出し入れできますが、WICは中へ入るため、その分のスペースが必要です。
なので、同じ3帖でも、全てを収納に使えるわけではありません。
収納効率だけを求めるなら、壁面クローゼットの方が有利なこともあります。
一方で、WICには
「洋服もバッグも季節物もまとめて置ける」
「着替えまでその場でできる」
という使いやすさがあります。
どちらが正解というより、暮らし方次第ですね😊
ファミリークローゼットは最近かなり増えています!
最近特に増えているのが、ファミリークローゼットです。
家族それぞれの部屋へ服を持っていくのではなく、ある程度まとめて収納するスタイルですね。
トーリンホームでは、特に脱衣室やランドリーの近くに配置するご提案をすることが多いです。
これ、実際に暮らしてみるとかなり便利でした!!
ランドリー+WICは本当に便利でした
自宅では、約4帖のランドリールームのすぐ隣にWICを配置しています。

洗濯は、
乾太くん+除湿機を使った室内干し
を使い分けています。
乾いたら、そのまま隣のWICへ。
洗う → 乾かす → しまう
が、ほぼその場で終わります!
これまでお施主様から、
「ランドリーの近くにファミクロをつくって良かった!」
という声を何度も聞いていました。
で、実際に自分で住んでみたら……
確かに最高でした!!!
洗濯物を持って家の中を移動しなくていい。
それだけなんですが、毎日のことなのでめちゃくちゃラクです。
改めて、収納は「量より場所」もかなり重要だと実感しました。
4帖WICを1階と2階につくった結果は?
自宅では、1階と2階にそれぞれ約4帖のWICをつくりました。
入居前は、
「さすがに4帖×2はやりすぎたかな?」
と思うこともありました。
ところが、実際に服を入れてみると……。
作っておいて正解でした(笑)
理由は単純で…
私の服がかなり多かったからです。
今は、
2階WIC
仕事着・普段着など、日常的によく着る服
1階WIC
休日用の服・シーズンオフの服・季節家電・防災用品など
という感じで使い分けています。
とはいえ、これは「4帖WICを2つ作りましょう!」という話ではありません(笑)
今回改めて感じたのは、
自分たちがどれくらい物を持っているのか、最初に把握しておくことが本当に大事。
ということです。
そして私自身は、そろそろ本気で断捨離した方が良さそうです……(笑)
回遊動線と収納量、どちらを優先する?
最近人気なのが「回遊動線」です。
例えば、
玄関 → 洗面 → ランドリー → WIC → LDK
のように、ぐるっと回れる間取りですね。
もちろん便利です!
ただ、回遊できるようにすると、出入口や通路が増えます。
つまり、その分だけ壁が減って、収納をつくれる場所が少なくなることもあります。
僕自身の家では、物や服が多いことが分かっていたので、一部の回遊動線より収納量を優先しました。
実際に暮らしてみた今のところ、この判断は正解だったと思っています。
流行っているから回遊動線。
人気だからファミクロ。
ではなく、
「自分たちの暮らしでは、何を優先する?」
で決めるのが一番です😊
反対に、収納を少し作りすぎたところもあります
ここまで収納の良かったところばかり書いてきましたが、
「ここはちょっと多かったかも……」
と思っている場所もあります。
それがテレビ周辺の造作収納です。

かなり多めに収納をつくったんですが、今のところまだ空いている場所も結構あります。
もちろん、今後物が増えたり、家族構成が変わったりすれば、
「作っておいて良かった!」
となるかもしれません。
ただ、現時点では少し多かったかな?というのが正直な感想です💦
収納も無料で増やせるわけではありません。
床面積も必要ですし、造作なら当然コストもかかります。
なので、
収納は「少ないと困る」けど「多ければ正解」でもない。
このバランスが大事ですね。
納戸はWICと一緒に考えてもOK
季節家電や防災用品のために、別で納戸をつくる方法もあります。
ただ最近は、大きめのWICの一部に、
- 扇風機
- ヒーター
- 加湿器
- スーツケース
- 防災用品
- 季節物
などをまとめるケースもあります。
自宅もこの使い方です。
収納を細かく分けすぎず、ある程度まとめてしまう方が使いやすい場合もあります。
ロフト収納は「本当に取りに行く?」を考えてみる
収納が足りない時に、ロフトを追加したくなることもあると思います。
ただ、その時は一度、
「その荷物、本当にロフトまで取りに行く?」
と考えてみてください。
上り下りに手間がかかる場所は、どうしても使う頻度が減ります。
結果、
「とりあえず入れて、そのまま数年……」
なんてこともあります。
頻繁に使う物にはあまり向きませんが、季節物や思い出の品なら相性は良いと思います。
収納ではなく、趣味部屋や書斎として使うのも面白いですよ😊
収納計画を始める前に「持ち物チェック」がおすすめ
これから家づくりをする方には、一度、今持っている物をざっくり確認してみてほしいです。
例えば、
- 洋服はどれくらいある?
- 靴は何足?
- コートやバッグは?
- 布団は何組?
- スーツケースは?
- 扇風機・ヒーター・加湿器は?
- 日用品をどれくらいストックする?
- 食品はまとめ買いする?
- 雛人形や兜はある?
- 防災用品はどこへ置く?
- 掃除機はどこで充電する?
このあたりを整理するだけでも、必要な収納量がかなり見えてきます。
「今」だけでなく、将来も少しだけ考える
収納は今持っている物だけにピッタリ合わせすぎると、将来少し足りなくなる可能性もあります。
例えば、
- 子どもが生まれる
- 学校用品が増える
- 趣味の物が増える
- 季節家電が増える
- 防災用品が増える
など。
とはいえ、将来を心配しすぎて収納だらけにする必要もありません。
「今必要な量+少し余裕」
くらいが、個人的にはちょうどいいと思います。
造作収納と既製品、どっちがいい?
注文住宅だと、造作家具も気になりますよね。
造作は、サイズや素材、色まで空間に合わせられるので、見た目はすごくきれいに仕上がります。
一方で、既製品よりコストは上がりやすいです。
なので、
「見える場所は造作、見えない場所は既製品」
という使い分けもおすすめです。
例えば、LDKのテレビ周りや洗面台は造作でインテリアに合わせる。
WICや納戸の中は既製品でコストを抑える。
最近はミラタップなど、既製品でもかなりデザイン性の高い商品があります。
全部造作にしなくても、十分おしゃれにできますよ✨
30〜35坪くらいの家では「適材適所」が特に大事
トーリンホームで多い30〜35坪前後の住宅では、床面積をどう使うかがかなり重要です。
収納を増やしすぎてLDKが狭くなってしまうのも違いますし、LDKを広くしすぎて収納家具だらけになるのも少しもったいない。
だからこそ、
玄関にはSCL。
キッチンにはパントリー。
リビングには日用品収納。
ランドリー近くには衣類収納。
寝室には使用頻度の低い衣類。
というように、使う場所に合わせて収納を分散するのがおすすめです。
注文住宅の収納計画チェックリスト
【間取りを決める前にチェック!】
□ 洋服・靴はどれくらい持っている?
□ コートやバッグはどこへ置く?
□ 布団はどこへ収納する?
□ スーツケースは?
□ 雛人形・兜など大型品は?
□ 季節家電はどこへ置く?
□ 防災用品は?
□ 掃除機の収納・充電場所は?
□ 日用品のストック量は?
□ 食品をまとめ買いする?
□ ランドリーから衣類収納まで遠くない?
□ 玄関で使う物を玄関近くにしまえる?
□ リビングで使う物をLDK周辺にしまえる?
□ WICの中に通路が多すぎない?
□ 回遊動線を優先しすぎて収納が減っていない?
□ 将来少し物が増えても大丈夫?
よくある質問
Q. WICは何帖くらいあれば十分ですか?
ご家族の人数や衣類の量によってかなり変わります。トーリンホームでは3帖前後を採用するケースが比較的多いですが、「一般的に3帖」ではなく、実際に収納する物の量から考えるのがおすすめです。
Q. WICと普通のクローゼット、どちらが収納力がありますか?
同じ床面積なら、通路を必要としない普通の壁面クローゼットの方が効率良く収納できる場合があります。一方でWICは、洋服・バッグ・スーツケースなどをまとめて管理しやすいのがメリットです。
Q. ファミリークローゼットはどこにつくるのがおすすめ?
洗濯動線をラクにしたいなら、ランドリーや脱衣室の近くがおすすめです。実際に住んでみても、洗濯後すぐに収納できる動線はかなり便利でした。
Q. 収納は多い方が後悔しませんか?
少なすぎるよりは余裕がある方が安心ですが、収納にも床面積やコストが必要です。今の持ち物+少し余裕、くらいを目安に考えるとバランスが取りやすいと思います。
Q. ロフトを収納として使うのはおすすめ?
季節物など、使用頻度が低い物には便利です。ただし出し入れが面倒になると使わなくなることもあるので、「何を置くか」まで決めてから採用するのがおすすめです。
Q. 造作収納と既製品、どちらがおすすめですか?
デザインを見せたい場所は造作、WICや納戸など見えにくい場所は既製品、という使い分けがおすすめです。コストを抑えながらデザイン性も確保しやすくなります。
まとめ|収納は「広さ」より「暮らし方」から考えよう
収納計画では、
「WICは3帖必要!」
「ファミクロは絶対あった方がいい!」
と数字や流行だけで考えるのではなく、
何を持っている?
どこで使う?
どこにしまえばラク?
という順番で考えるのがおすすめです。
僕自身、実際に自宅で暮らし始めて、ランドリー横のWICや上下階の大きな収納は「作って良かった!」と感じています。
一方で、テレビ周りは少し収納を作りすぎたかな?という部分もあります(笑)
つまり、収納は多ければ多いほど正解ではありません。
自分たちの暮らしに合った場所に、自分たちに合った量をつくる。
これが一番大切だと思います😊
トーリンホームでは、間取りを考える段階から、ご家族の持ち物や普段の生活動線をヒアリングしながら収納計画をご提案しています。
「WICは何帖必要?」
「ファミリークローゼットを作った方がいい?」
「回遊動線と収納、どっちを優先する?」
そんなところからでも、ぜひお気軽にご相談ください!
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