
家を建てる前に確認したい水害リスク
こんにちは、トーリンホームです😊
最近、全国的に大雨や水害のニュースを見る機会が増えています。
数年前にも豊川市・豊橋市を中心に線状降水帯が発生し、大きな被害をもたらしました。
当時トーリンホームの展示場も床下浸水をしたりと、本当に大変な思いをされた方も多かったと思います💦
私自身もその時はなかなか帰宅ができなかったりと大変な目に…
家づくりを考える方の中にも、
・この土地は水害リスクがあるのかな?
・ハザードマップは見た方がいい?
・新築時に水害対策はできる?
・水害に強い家にした方がいい?
・火災保険の水災補償は必要?
と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
家づくりでは、耐震性能や断熱性能、間取りやデザインももちろん大切です。
ただ、これからの住まいを考えるうえでは、水害リスクを確認しておくこともとても重要です。
特に豊橋市・豊川市を含む東三河エリアでは、河川、低地、海に近いエリア、内水氾濫、高潮など、土地によって確認すべきポイントが変わります。
結論からお伝えすると、水害対策は建物だけで考えるものではありません。
大切なのは、
1. 水害リスクの少ない土地を選ぶこと
2. ハザードマップでリスクを確認すること
3. 新築時にできる備えを考えること
4. 火災保険の水災補償を確認すること
5. 避難場所や避難経路まで考えておくこと
6.水害リスクのある土地に建てる場合、対策を必ずすること
です。
今回は、豊橋・豊川で家を建てる前に確認したい水害リスクと、家づくりでできる現実的な備えについて分かりやすく解説します🏠
最終更新:2026年9月
■ なぜ今、家づくりで水害対策を考える必要があるの?
近年、大雨や線状降水帯、台風による浸水被害など、水害に関するニュースを目にすることが増えました。
以前は「水害は一部の地域だけの話」と感じていた方も、最近では自分たちの住む地域でも起こる可能性があるものとして考える方が増えています。
家は、一度建てると長く暮らす場所です。
だからこそ、家を建てる前の土地探しや設計段階で、災害リスクを確認しておくことが最も重要!!
もちろん、水害リスクを完全にゼロにすることはできません。
でも、事前に知っておくことで、土地選びや建物計画、外構計画、保険、避難計画に活かすことができます。
「知らずに建てる」のと、「知ったうえで備える」のでは、家づくりの安心感が大きく変わります。
■ 家づくり前にまず確認したいのはハザードマップ
水害リスクを確認する時に、まず見ておきたいのがハザードマップです。
ハザードマップでは、洪水、内水、高潮、津波、土砂災害など、地域ごとの災害リスクを確認できます。
土地探しでは、価格、広さ、学区、駅や職場までの距離を重視する方が多いと思います。
もちろんそれらも大切ですが、同時に、
・洪水浸水想定区域に入っていないか
・想定される浸水深はどれくらいか
・内水氾濫のリスクはあるか
・高潮や津波のリスクはあるか
・土砂災害警戒区域に該当しないか
・避難場所や避難経路はどこか
も確認しておくと安心です。
国土交通省のハザードマップポータルサイトでは、洪水・土砂災害・高潮・津波などの情報を地図上で確認できます。(「重ねるハザードマップ」で検索してみてください!)
また、豊橋市では「ちずみる豊橋」などで詳細な浸水想定区域や防災情報を確認できます。
豊川市でも、水害ハザードマップにより、河川の洪水、高潮、内水浸水想定区域、避難所などの情報を確認できます。
土地を検討する時は、住所や周辺エリアをハザードマップで確認する習慣を持つことをおすすめします。
ちなみに、国交省のハザードマップの方が自治体よりもより大きな災害を想定して作られているのだとか。
自治体のものだけでなく、重ねるハザードマップも同時に確認することをおすすめします😊
■ 水害対策住宅も選択肢。ただし、まず大切なのは土地選びと備えです
最近では、ハウスメーカー各社から「水害対策住宅」や「耐水害仕様」といった住まいの提案も出ています。
開口部からの浸水を抑える工夫や、排水の逆流対策、屋外設備を浸水しにくい高さに設置する工夫など、建物側でできる対策もあります。
こうした対策は、水害リスクがある土地で被害を少しでも減らすための選択肢のひとつです。
ただし、家づくりでまず大切にしたいのは、建物の仕様だけで水害に備えることではありません。
そもそもその土地に、どのような水害リスクがあるのかを確認すること。
できる限りリスクの少ない土地を選ぶこと。
そして、万が一に備えて火災保険の水災補償や避難計画まで考えておくこと。
この考え方がとても大切です。
ちなみにトーリンホームの以前の展示場は豊川市にあったのですが…
3年前の水害の際にはこの有様。
一瞬ヴェネツィアかな?と思うレベルの浸水です。

このエリアは単純に土地が低くなっている場所のため、雨が集まってしまいやすく
大雨が降る度に大きな水たまりができるのですが…
まさかここまでになるとは当時思ってもみませんでした💦
そのため、土地探しの段階でハザードマップを確認し、敷地の高さ、周辺道路との高低差、排水状況、過去の浸水履歴、避難経路などを総合的に見ることが重要です。
家の仕様は、あくまでその土地のリスクを理解したうえで検討するもの。
トーリンホームでは、土地探しの段階から、暮らしやすさだけでなく災害リスクも含めて確認することを大切にしています。
■ 水害リスクがある土地で確認したいポイント
ハザードマップを確認したうえで、実際の土地を見る時には、現地の状況もチェックしておきたいところです。
同じエリアでも、道路との高低差や敷地の形状、周辺の排水状況によって、水のたまりやすさは変わります。
土地を検討する時は、次のようなポイントを確認しておきましょう。
① 敷地と道路の高低差
敷地が前面道路より低い場合、大雨の時に道路から水が流れ込む可能性があります。
反対に、道路より少し高い土地であれば、浸水リスクを抑えやすい場合もあります。
ただし、高ければ必ず安全というわけではないため、周辺全体の地形や排水状況も合わせて確認することが大切です。
② 周囲より低い土地になっていないか
周囲の土地より低い場所は、雨水が集まりやすい場合があります。
現地を見た時には、道路、隣地、水路、側溝との高さ関係を確認しましょう。
③ 側溝や水路、排水先の状況
敷地の近くに側溝や水路がある場合、通常時は問題がなくても、大雨時に水があふれる可能性があります。
また、敷地内の雨水をどこへ流すのか、排水先が適切かも確認が必要です。
④ 過去の浸水履歴
ハザードマップだけでなく、過去にその地域で浸水があったかどうかも確認できると安心です。
近隣の方、不動産会社、自治体の情報などから、過去の状況を確認できる場合があります。
⑤ 避難場所と避難経路
水害時には、家そのものだけでなく、どこへ避難するかも大切です。
避難場所までの距離、避難経路、途中に低い道路やアンダーパスがないかなども確認しておきましょう。
⑥ 車の避難場所
東三河エリアでは、日常的に車を使うご家庭が多いと思います。
水害時には、建物だけでなく車の浸水リスクも考える必要があります。
自宅の駐車場が浸水する可能性がある場合、車をどこへ移動させるかも事前に考えておくと安心です!
■ 新築時にできる現実的な水害対策
土地選びの段階で水害を回避できれば最高なのですが…
既に土地をお持ちで、それがハザードエリア内という方も多くいらっしゃると思います💦
実は私自身もそのうちの1人です…無念。
水害リスクがある土地で家を建てる場合、新築時にできる対策もあります!!
ただし、ここでも大切なのは「これをすれば絶対安心!」という考え方ではありません。
土地の状況に合わせて、被害を少しでも減らすための備えを考えることが大切です。
① 地盤面や基礎の高さを検討する
敷地の状況によっては、地盤面や基礎の高さを検討することで、床上浸水のリスクを抑えやすくなる場合があります。
ただし、地盤を上げる場合は、周辺への排水影響や造成費用、法規制なども確認する必要がありますので、是非ご相談ください!
私の家もハザードエリア内なので、しっかり基礎の高さを上げて水害対策をしています。
ちょっぴり金額はかかりますが、やはり安心感が違います✨
② 玄関(基礎)や掃き出し窓の高さを考える
玄関や掃き出し窓は、浸水時に水が入りやすい場所になりやすいです。
道路や庭との高さ関係を見ながら、開口部の位置や高さを検討してみても良いかも知れません。
③ 外構で水の流れを考える
水害対策は建物だけでなく、外構計画も重要です。
駐車場やアプローチの勾配、雨水の流れ、排水桝の位置、側溝への流れ方などを確認しておきましょう。
せっかく建物を計画しても、外構で水が建物側に流れ込むようになってしまうと、リスクが高まる場合があります。
④ エアコン室外機や給湯器の設置高さに配慮する
浸水時には、建物だけでなく設備機器にも被害が出る可能性があります。
エアコン室外機、給湯器、電気設備などを低い位置に設置すると、浸水時に故障するリスクがあります。
浸水リスクが想定される土地では、設備機器の設置場所や高さも検討しておくと安心です。
⑤ コンセントや電気設備の位置を考える
水害リスクがある場合、コンセントや分電盤、電気設備の位置にも配慮が必要になることがあります。
浸水深の想定や建物計画に合わせて、設備の位置を検討しておくことが大切です。
⑥ 止水板や土のうの保管場所を考える
玄関や勝手口など、水が入りやすい場所には、必要に応じて止水板や土のうを用意する方法もあります。
ただし、いざという時にすぐ使えなければ意味がありません。
保管場所や設置方法まで考えておくことが大切です。
⑦ 収納計画にも防災目線を入れる
非常用持ち出し袋、飲料水、食料、懐中電灯、モバイルバッテリー、土のう、止水板など、防災用品をどこに置くかも考えておきたいポイントです。
これは水害だけでなく地震やその他の備えにもなるので、新築を建てる際は是非検討頂きたいポイントです!
収納量だけでなく、災害時に取り出しやすい場所にあるかどうかも大切です。
■ 火災保険の水災補償も確認しておきましょう
水害への備えとして、火災保険の内容確認も大切です。
お家の対策ももちろんですが、火災保険の水災補償はとにかく大事!!!
火災保険という名前から、火事だけの保険と思われる方もいるかもしれません。
しかし、契約内容によっては、洪水、内水氾濫、高潮、土砂崩れなどによる損害が水災補償の対象になる場合があります。
ただし、水災補償は保険商品や契約内容によって条件が異なります。
補償の有無、対象となる被害、自己負担額、保険金が支払われる条件などを事前に確認しておくことが大切です。
ハザードマップで浸水リスクがある土地の場合は、水災補償を付けるかどうかをしっかり検討しましょう。
反対に、リスクが低い土地でも、周辺環境や将来の変化を含めて判断する必要があります。
水害対策は、建物だけでなく、保険も含めて考えることで安心感が高まります。
■ 水害対策は「土地・設計・外構・保険・避難」をセットで考える
水害対策というと、建物の仕様や設備に目が向きやすいかもしれません。
もちろん、建物側でできる対策もあります。
ただ、本当に大切なのは、ひとつの対策だけに頼らないことです。
家づくりで水害に備えるなら、
土地:水害リスクの少ない土地を選ぶ
確認:ハザードマップや過去の浸水履歴を見る
設計:地盤面・基礎・開口部・設備配置を考える
外構:水の流れや排水計画を整える
保険:火災保険の水災補償を確認する
避難:避難場所・避難経路・車の避難先を考える
このように、総合的に考えることが大切です。
水害リスクを完全になくすことはできません。
でも、リスクを知り、備えを考えることで、万が一の被害を抑えやすくなります。
■ 豊橋・豊川・蒲郡・浜松エリアで土地探しをする時に見ておきたいこと
土地探しをする場合、地域ごとの特徴も踏まえて確認することが大切です。
大きい川が多いエリアなので、ハザードエリアもかなり多くなっています💦
例えば、豊橋市では河川の洪水、内水、高潮、津波など、エリアによって確認すべきハザード情報が変わります。
豊川市でも、豊川や豊川放水路をはじめとした河川、内水、高潮などの浸水想定を確認できます。
土地を見る時には、次のような視点を持っておくと安心です。
・ハザードマップ上でどの区域に入っているか
・想定浸水深はどの程度か
・浸水継続時間の情報があるか
・前面道路より敷地が低くないか
・近くに水路や側溝があるか
・大雨時に水が集まりやすい地形ではないか
・避難場所まで安全に移動できるか
・車を避難させる場所があるか
また、土地の価格が周辺相場より安い場合は、形状や道路条件だけでなく、災害リスクも含めて理由を確認した方が良い場合があります。
安い土地が悪いということではありません。
ただ、家を建てて長く暮らす場所だからこそ、価格だけで判断せず、リスクと備えをセットで考えましょう!!
■ トーリンホームで相談できること
トーリンホームでは、土地探しから家づくりのご相談を承っています。
土地を検討する際には、間取りが入るかどうかだけでなく、暮らしやすさや災害リスクも含めて確認することが大切です。
例えば、
・ハザードマップの確認
・敷地と道路の高低差の確認
・土地形状に合わせた間取りの検討
・浸水リスクを踏まえた設備配置
・外構や排水計画の考え方
・火災保険の水災補償を含めた相談
・避難場所や避難経路の確認
など、土地選びの段階から一緒に確認することができます。
「気になる土地があるけど、水害リスクが心配」
「ハザードマップの見方がよく分からない」
「豊橋・豊川で土地探しから相談したい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください😊
■ よくある質問
Q. 家を建てる前に水害リスクはどう確認すればいいですか?
まずは国土交通省のハザードマップポータルサイトや、各自治体のハザードマップを確認しましょう。洪水、内水、高潮、津波、土砂災害など、土地によって確認すべき項目が異なります。
Q. ハザードマップでは何を見ればいいですか?
洪水浸水想定区域、想定浸水深、浸水継続時間、内水氾濫、高潮、津波、土砂災害警戒区域、避難場所、避難経路などを確認すると安心です。
Q. 浸水想定区域でも家は建てられますか?
浸水想定区域だから必ず建てられないというわけではありません。ただし、想定される浸水深や土地の高さ、排水状況、避難計画、保険などを総合的に確認したうえで判断することが大切です。
Q. 新築時にできる水害対策はありますか?
地盤面や基礎の高さ、玄関や掃き出し窓の高さ、外構の排水計画、エアコン室外機や給湯器の設置高さ、コンセントや電気設備の位置、止水板や土のうの保管場所などを検討できます。
Q. 基礎を高くすれば水害対策になりますか?
基礎や地盤面を高くすることで浸水リスクを抑えやすくなる場合はあります。ただし、周辺への排水影響、造成費用、法規制、外構計画なども関係するため、単純に高くすれば安心というものではありません。
Q. 火災保険の水災補償は必要ですか?
必要性は土地の水害リスクや契約内容によって変わります。ハザードマップで浸水リスクがある場合は、火災保険の水災補償の有無や補償条件を確認しておくことをおすすめします。
Q. 水害対策住宅を建てれば安心ですか?
建物側の水害対策は、被害を減らすための選択肢のひとつです。ただし、建物だけで水害リスクをゼロにすることはできません。土地選び、ハザードマップ確認、設計、外構、保険、避難計画をセットで考えることが大切です。
Q. 豊橋・豊川で土地探しをする時、水害リスクも相談できますか?
はい、トーリンホームでは土地探しの段階から、ハザードマップや敷地条件、道路との高低差、暮らしやすさなどを含めてご相談いただけます。
■ 参考情報
水害リスクを確認する際は、以下のような公的情報も参考になります。
・国土交通省 ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/
・豊橋市 防災マップ・ハザードマップ
https://www.city.toyohashi.lg.jp/44773.htm
・豊川市 水害ハザードマップ
https://www.city.toyokawa.lg.jp/kurashi_tetsuzuki/anzen_anshin/5/2/11769.html
・日本損害保険協会 水災への備え
https://www.sonpo.or.jp/report/publish/bousai/suisai.html
■ まとめ|水害対策は、建物だけでなく土地選びから考えましょう
これからの家づくりでは、水害リスクの確認も大切なポイントです。
水害対策住宅や耐水害仕様など、建物側でできる対策も選択肢のひとつです。
ただし、まず大切なのは、土地そのもののリスクを知ること。
そして、できる限りリスクの少ない土地を選び、必要に応じて設計・外構・設備配置・保険・避難計画まで含めて備えることです。
水害リスクを完全にゼロにすることはできません。
でも、家づくりの早い段階で確認しておくことで、後悔を減らし、安心して暮らせる住まいにつながります。
豊橋・豊川で土地探しや家づくりを考えている方は、価格や広さだけでなく、ハザードマップや周辺環境も一緒に確認してみてください。
トーリンホームでは、土地探しから家づくり、資金計画まで、地域に根ざした工務店としてご相談を承っています😊
私たちトーリンホームは愛知県東三河エリア(豊橋市・豊川市・新城市・田原市・蒲郡市)、岡崎市、浜松市を中心に、完全自由設計の注文住宅を手掛けている工務店です。
高気密高断熱でメンテナンスコストや光熱費を抑える「お金の貯まる家づくり」を、安心価格でご提案しています。
勿論、耐震・耐火性能も高く、全棟第三者機関の監査を実施した安心安全な家づくりをご提案いたします。
ローンのご相談や土地探し、リフォーム・リノベーションのご相談も承っています。
豊橋市牟呂町にオープンした豊橋スタジオやまちかど展示場に是非一度遊びに来てください!
◆豊橋オフィス&スタジオ
住所:〒441-8094 愛知県豊橋市牟呂内田町12-3
TEL:0532-73-9143
FAX:0532-73-9144
暮らしのコラムはこちら
https://www.torinhome.com/blog
インスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/torinhome__official/