土地の気候風土を得た大工さんに頼む。これが基本。
土地の気候風土を心得た大工さんが、立地条件にあわせて適材適所の良質の建材を 用いて、経験に裏打ちされた確かな技術で造れば、室内汚染のない、丈夫で長持ちする 家は実現できます。 今は、「大工」といっても、工場生産された部材を組み立てる程度の下請仕事へと内容が 変わっていますから、努力が必要です。一時的な衰退を見たものの伝統的な家造りの 知恵や技術は、今もまだ各地に根強く生きています。
水回りの湿気を上手に逃がすプラニングに注意。
家造りにおいて間取りプラン以上に大切なのは、通風・換気を意識した間取りになって いるかどうかです。特に重視すべきは、水まわり(風呂、トイレ、台所)。台所やトイレは 湿気や臭気、汚れた空気が発生するので、風が流れて自然換気できるように窓が必要 です。お風呂も空気が十分に通るようにしても、室内を乾かさなくてはなりません。 湿気を逃がすために、外に面する場所に窓をとる必要があります。換気扇をまわせば 済むと思うのは、湿気のこわさを知らない証拠です。
日当たりよりも風通し優先。それが健康住宅のポイント。
自然の風には、エアコンでは得られない複雑微妙なパワーがあります。風の流れには、 風上、,風下があり、どの角度から風が吹いてくるかは地域によって違います。 窓は風の通り道にそった位置に。はめ殺しは、上昇した湿気が結露を起こしカビや家の傷み の原因に。そこに防カビ剤入りのペンキや防腐剤を塗布すると室内汚染の始まりとなります。 通風が確保されたら、次は日当たり。日当たりの良さは精神的にもよい効果をもたらし、 乾燥能力もあって大きな利点です。