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| 考えられない事実をテレビが報道。同じ症状の人が医学部に殺到。 |
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1995年2月。NHKで衝撃的なニュースが放映されました。紹介されたのは、
念願のマイホームを建てたKさん一家です。山登りなどの自然のなかに出かける
のが趣味というKさんは、環境にやさしく健康によいという太陽熱を利用した
ソーラーハウスを選びます。
ところが、家が完成して半年を過ぎたころから、家族四人の体調が悪くなりました。
「最初に不調を訴えたのは五歳の娘でした。入居して数日後のことです。下痢や
腹痛が続きました。夫は家のなかが暗くて新聞を読みにくいと言い、私はただただ
身体がだるく横にばかりなっていました。引越し疲れと勘違いしていたことと、
一人一人の症状がそれぞれ異なっていたので、共通の原因と気付くのに
遅れたのです」
このソーラーシステムでは、太陽で暖めた空気をダクトで床下にまわし、床の
吹出口から室内に送り込みます。Kさん宅では、床下に撒いたシロアリ駆除
剤(農薬)が室内に拡散していたのでした。
番組のなか、医師から下された診断結果は、有機リンの慢性中毒。下痢、
脱力感、視野がおかしくなる。これらは、シロアリ駆除剤をまいた家で起きる共通の
症状だったのです。放映後ソーラーシステムのダクトは取り外され、床にあった
空気の吹きだし口は閉じられました。
ところが、番組の視聴者のなかで、同じソーラーハウスに住む人からそれまで
原因がわからなかった心身の不調に、思い当たる人が次々と登場してきました。
番組に登場した北里大学医学部には、同じソーラーハウスに住む人びとが詰め
かけるようになったそうです。 |
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自然志向で選んだ住まいが、
新築病の原因になってしまう!
一家全員が有機リン中毒になった理由とは。 |
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