

材木商を母体としているトーリンホーム。生きてきた年月と同じだけの寿命を、家の材となってからも保ち続ける木の命を、生かしきりたいという思いは誰よりも強く持っています。
そこで取り組んでいるのが古民家再生事業。家の骨組みはそのままに、家をいったん浮かせて基礎を補強し、構造材の傷んだ部分を一本一本手作業で補修していく工事は、技術を要求されるうえに手間暇もかかる大仕事ですが、同時に先人の知恵と技を学べるまたとない機会でもあります。
仕上げの際にも、現代の生活に即した快適性・居住性は確保しつつ、古材の持つ味わいを随所に活かし、家にしみ込んだ思い出や愛着を壊さないよう配慮しています。
古民家にお住まいの方で、再生か建替えかでお悩みの方は、一度私たちにご相談ください。木と伝統建築を愛する者として、真心こめたアドバイスをさせていただきます。
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最初にこちらのお宅におじゃました時、2世帯リフォームと言う事でお伺いしました。玄関を入り、昔ながらの日本家屋という感じで、左手に座敷が4間、右手奥に昔のかまどがありました。
リフォームプランでは、2階の小屋組の野物(丸太)と大きな棟桁を生かして、小屋組表しの勾配天井の仕様にしました。骨組みだけを残し、後は全て撤去します。基礎は新しくベタ基礎を打ち込むので建物を1m50㎝程浮かせ、新しい基礎・土台の上に載せていきます。



壁や屋根を全て撤去し、骨組みだけにします。通し柱等の太い柱はしっかりしていますが、その他の柱の下の方は傷んでいました。このあと、家を浮かせる工事(曳家工事)に入る前に、補強工事をしました。



建物全体をジャッキで人の頭の高さまで上げていきます。全て人力(!)です。

まず、元地の突き堅めを行い、砕石を敷き詰めてから、 基礎の配筋を行いました。基礎は、新築物件と全く同じ仕様のベタ基礎になります。コンクリート打ちを行い養生期間をとったあと、土台敷きをしました。



建物が元の位置に降ろされました。寸法出し通りに納まり、ひと安心。

外廻りの柱、屋根下地工事は、ほぼ完了しました。煙突の形も出来上がりました。


瓦葺き工事が完了しました!右の写真は、玄関から見た、吹き抜け部分です。新旧の材料が入り混じっています。

1・2階の床組工事を行っています。しっかり断熱材を施工することで暖かい家になります。右の写真は1階の天井です。昔ながらの家で天井が低かったので、2階の天井を利用し、梁を出して踏天仕上げにしてあります。



2階の天井に塗る珪藻土の下地となる、ラスボードが張られました。立派な梁の形に合わせ、棟梁が苦労して加工していました。右の写真は壁の胴縁を施工中の棟梁です。
みがきやさんが、古い梁を磨いてくれました。 黒かった梁が、きれいになりました。






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