
国土の70%が山林である日本。その豊富な森林資源を背景として、日本の匠たちが磨き上げてきた家づくりの技法が≪木造軸組工法≫です。
高温多湿で、時に台風や地震が襲う日本。そんな自然とうまく共生していくために、木造軸組工法は長い時間をかけて編み出されました。大昔はともかく、鉄やコンクリートが使えるようになった現代もなお、木造住宅が主流であることからも、先人たちが生み出したこの工法がいかに理に適ったものであるかがわかります。
トーリンホームでもこの木造軸組工法を受け継いでいます。その理由は、構造的に優れていることのみならず、空間の自由度が高く、建ててからのリフォームにも対応しやすいという利点を、この工法が備えているからです。


地震というものの恐ろしさを思い知らされた私たち。地震に対する予防策を講じておくことは、建築に携わる者にとって、ますます重要な責務となってきました。トーリンホームでは以前から地震対策に関する技術の情報を集め、効果が大きいと思われるものを積極的に採用しています。
地震には力で対抗する耐震技術、地震の力をうまく逃がす免震技術、地震のエネルギーを吸収してコントロールする制震技術などがありますが、トーリンホームではそれら3つの技術を適材適所に使い、安心の家づくりを進めています。
また、家具なども造り付けにすることによって、転倒による被害を免れる可能性が高くなります。無垢の木を使った家具の制作にも多くの実績がありますので、ご相談ください。
耐震とは、地震や台風などの揺れや風に負けない頑丈な構造物を造る技術です。力に対して力で対抗しようとするものです。

基礎構造は、建物下の地盤全体に鉄筋を配筋し、そこにコンクリートを流し込む「ベタ基礎工法」です。「ベタ基礎工法」は、地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているため、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃がすことができます。しかも、軟弱地盤でも「不同沈下(地盤が不均等に沈下してしまう現象)」を起こしません。地面をコンクリートで覆うので防蟻対策としても有効で、地面からの水蒸気を防ぐ効果もあります。又、「ベタ基礎」を標準採用することにより、耐震性をアップさせています。



昔ながらの筋交い軸組工法に、最先端の耐震金物を使うことにより、確かな耐震性能を確保しました。金物は基準強度の2倍の物を使用し、筋交いと耐力面材の併用により、2.5倍の壁倍率に対応します。
家は年月と共に乾燥し強くなります。その"動き"により固定されているはずの羽子板ボルトのナットはゆるんできます。耐震羽子板ボルトを使うことにより、木材の乾燥による木痩せを強力なスプリングで完全に締め付け、9㎜圧縮することにより、木材の収縮量に応じて弾性回復させるため、半永久的に建物の構造材に「ゆるみ」が出ません。


免震とは、地震の力をうまく逃がそうとするもの。たとえば鎌倉の大仏は台座にくっついていないため、地震の力が大仏本体に伝わらず、台座の上を滑るだけで壊れません。このように「切り離す」ことによって力を逃がす方法を免震と呼んでいます。

免震とは、建物の足元を地面から切り離し、その間に免震装置を組み込んで地震の激しい揺れを受け流す構造です。そのために、建物が受ける地震力は従来の耐震構造に比べて大幅に低減され、建物の安全性が向上するとともに、建物内の人々や家具、設備機能も安全に保つことができます。
これまで建築物に採用されている免震装置の多くは「積層ゴム免震支承」でしたが、この免震装置ではある程度重さのあるビルなどの建物でないと有効でなく、木造・鉄骨造等の軽量建物には免震効果は期待できませんでした。
これに対し、軽量建物にも免震効果が得られるのが、「転がり免震支承」または「すべり免震支承」です。その転がり免震支承とすべり免震支承を比較しますと、免震性能を決定づける摩擦係数において、

と一桁違う性能を示します。つまり転がり免震支承が一桁違う高い性能を持つわけです。
私たちはこの免震システム(IAU型免震システム)を採用することによって地震の揺れを1/16にし、500年に1度の台風の揺れも抑制、という「夢の技術」を実現しました。





制震とは地震のエネルギーを熱などに変換することで低減し、建物への影響を最小限に抑える技術です。力を力で抑えるのではなく、上手にコントロールしようとするものです。

制震ダンパー「T-Balance」は、木材の「曲げ強度・復元力に優れる」という特性を活かした制震ダンパーです。地震の揺れは、柱や梁を通して建物に伝わりますが、「T-Balance」はその伝わりをダンパー効果で軽減します。「T-Balance」は木造住宅本来の粘り強さを建物にプラスし、メンテナンスの必要なしに長期間建物を守ります。



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