

うちの会社を見ていただいてどうですか?なかなか活気があるでしょう?社長として私が心がけているのは、社員が朝起きて「きょうも会社に行ける、嬉しいな」と思ってくれることなんですよ。社員が心から楽しいと思って笑顔にならないと、お客様には伝わりませんからね。暗い顔のスタッフがいるモデルハウスで、家を建てようとは思わないでしょう?
おかげさまで、いまは社員がどんどん自主的に動いてくれているので、私は大助かり。技術面でも接客面でも、自分たちで考えて方向性を出してくるので、大抵の場合は「やってみろ」とゴーサインを出しています。万が一失敗した時のために私がいるのであって、失敗を恐れていては新しいものは生まれませんから。
仕事だけでなく遊びもしっかりやりますよ、うちの社員は。さっきも「社長、今度のゴルフは○○に決まりましたから、予約しておいてくださいね」と言いにきました(笑)。小さな会社ですから、こんな風に距離が近くて何でも言い合える関係がとても大切だと思うんですよ。

私は家をつくるのが本業で、その仕事を通して地元の皆さんとお知り合いになれるわけです。せっかく知り合えた皆さんと、おつきあいが発展していかないと面白くない。そしてできることなら、みんなで地域社会に役立つこともしてみたい。そんな思いから会社の設立と同時に始めたのが「トーリンホーム友の会」です。
友の会ではバーベキュー大会や奥様会、日帰り旅行などを開いて親睦を深めながら、それらの会をチャリティにすることで、収益を福祉施設などに寄付しています。また、タイ山岳少数民族の文化と子供たちの教育を支援する「さくらプロジェクト」に賛同し、里親になったり、ホームステイを受け入れたりといった活動もしています。
友の会はトーリンホームがある限り、永遠に続けるつもり。なぜって、家を建てることを通してたくさんのつながりが出来、その中で頼り頼られて生きていくことが、本当の意味で地域に根付くということだと思うからです。ただ建てるだけなら、何百軒、何千軒の家を建てたとしても、地域で生きているとは言えないと思います。
まあ、何やかんやと理屈をつけてはいますが、要はみんなで何かしているとご機嫌な男というだけなんですよ。だって、人を元気にできるのはやっぱり人でしょ?あったかいのがいいですよ、人も家もね。